アサヒカメラ創刊90周年イベント「カメラの今を考える」

三軒茶屋から有楽町マリオンに向かい、アサヒカメラ創刊90周年イベント「カメラの今を考える」に行ってきました。
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こじんまりとしたブースに各メーカーの新製品の展示や解説員がいた感じです。Nikonはアクションカメラと、超でかい巨砲「105mmF1.4」の展示もありました。キヤノンが一番場所をとっていて、5DMK4やEOS M5やプリンターの展示をしておりました。

コシナからはフォクトレンダーが今度出す、Nokton 58mmf1.4が展示してありました。これはNikon Dfと組み合わせるために作ったとしか言えないデザインですね!
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つけても良かったけれども撮影はダメだって!

一番楽しめたのは、Panasonicコーナー、12mmf1.4や7-14mmをつけてどれだけつか寄れるか確かめたり、今度出る縦グリ付きG8を触って見ました。

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12mmf1.4はよれてボケるので、特徴ある撮影ができるかもしれませんね。
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その後、舞山秀一氏の「ポートレートとスナップの不思議な関係」のトークショーを拝聴。舞山氏は様々な雑誌の表紙のモデル撮影をしている方ですが、フィルム時代のモノクロでヨーロッパやアジアのスナップ撮影も好んで撮影していたとか。

そして、新しい写真集はベルリンで撮影を2日間で行なったとのことですが、ベルリン・天使の詩が好き!ということで、ベルリンを撮影するイメージは整っていたとのこと。私も一番好きな映画なので、共感が持てました。

その後、アイドル撮影カメラマン筆頭者の河野英喜氏の「ポートレート写真におけるレンズ選びとモデルとのコミュニケーション」のトークショーを拝聴。

ニコン推しレンズの紹介でしたが、85mmは圧縮効果が出ないギリギリの焦点距離で、105mmはそれが出るレンズなので、使い分けが重要とのこと。

利き手のアサヒカメラの大貝氏もややエキサイト気味なトーク、そして河野氏の取り巻き連中が五月蝿い、じゃあなかった合いの手を入れて、活気あるトークショーでした。

二人ともロケハンはしっかりする方で、藤里氏とは異なるタイプのポートレート写真家だなと思いました。

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後ろには昔のアサヒカメラのバックナンバーも置いてあって、時代はフィルム・メカからデジタル・精密機械にメタモルフォーゼしてしまったんだなあ、と思いました。