父の形見

このブロアー、私が中学一年生のときでしょうか？父がCanon　A-1と合わせて買ったブロアーなんです。今まで現役で使っていたのですが、息子が遊んでいたときに？弁が破損して壊れてしまいました・・・。

ある意味30年以上使えていたとは、ゴム製品としては凄いことですね。

そう、Canon　A-1は私が、父をたぶらかせて買わせた物です。

当時のNikonはFEとかの時代で、デザインが無骨すぎて、キヤノンの方が少年の心をくすぐるデザイン、また絞りとシャッタースビードをオートに出来るプログラム撮影が出来るというのが魅力的でした。また、フィルムカメラとしては意味不明なISO12800まで対応？というのが近未来的でした。

でも、この機種、当時としては電子化すぎて、旅先で電気的に故障して全く撮影できなかったり、天体写真を撮るときは電池が喰うなどして使い勝手は良くなかったなあ。

今のキヤノンのボディーはノッペリなで肩で好きじゃないんです。

結局、放置していてレンズもカビが生えて処分してしまいました。今思えば残しておけば良かったなあ。