隣人との付き合いはむずかしい

上海から投石や放火、熱水をかけられるのを掻い潜りなんとか無事帰国しました。と言うのはもちろん嘘です。でも、普段土曜日の上海出発便は空いているとのことでしたが、飛行機は満席、出発も40分も遅れました。みんな日本に一時避難のようです。

 出張で上海に行ってきましたが、まさに9月14日は尖閣諸島に中国巡視船が侵入し問題になった日でした。

 領事館から、日本人でかたまって騒ぐな、静かに穏便にと通達が出ていたので、なるべくおとなしく一緒に行ったメンバーと行動していました。といっても、それなりに楽しめましたけれど・・・。

 でも、この事実を煽っているのはやはり、マスコミなのではないかな?と思うことも。ホテルでテレビを付けると、ずっと尖閣問題を放映している。

 中国国営テレビはもちろん政府の指示があるのだとは思いますが、過去の日本の軍事国家の映像を流したり、石原慎太郎狂言なんか放映したり、さらにには軍事演習の映像を流したり、これは恐喝ですねえ。

 もしも、政府が本当に沈静化したいのなら、こんな報道は控えるのだと思いますが、、、。これを見た市民は怒り心頭になると思いますよ!

 日本でも、センセーショナルに中国の暴動を放映してしまうからもやもや感がたまっていってしまう・・・。

 実際の上海は、私たちの行動したところはとりあえずは平穏無事でした。

 日本食レストランにも入ったし、雑技団も見たし、夜景も見たし、観光地で買い物もできました。

 風景と人々は日本とあまり変わらないので(風景はマクロ的に見ると全然ちがいますが)、そこにいること自体は何の違和感、恐怖感はありませんが、やはり言葉が通じないので異世界にいるんだなと実感してしまいます。

 付け焼刃の中国語の勉強は効果なし!シェイシェイ意外何も話せなかったなあ。下手に日本語でありがとうとか感謝の気持ちをだしても「日本人!」と言うだけで嫌な目で見られそうだったので、会釈で済ませていました・・・。情けないなあ。

 日本、中国も一度同じテーブルでじっくりと話し合える環境は作れないのかなあ。うーんでも、会社内でも意見が一致しない人がいたり、近隣の人ともイザコザがあったりと身近でもうまく行かないこのごろ、難しいのかなあ。

 9月18日には満州事変勃発日ということで、デモが加速する可能性が高いため心配です。

とりあえず、外灘からみた浦東の夜景です!
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