湊かなえ 「Nのために」「白ゆき姫殺人事件」
最近、通勤時間には本を読もうと心がけています。
その中で最近読んだ文庫本湊かなえの「Nのために」と「白ゆき姫殺人事件」。
どちらもある共通点があると思いました。
1.登場人物のバラバラのエピソードが一つに収束する。
2.主要登場人物の過去が離島や地方の田舎といった、閉鎖されたコミュニティーで過ごしている。
3.主要登場人物の父方が不倫、愛人を作り家庭が不和。 など。
「Nのために」は説明不足?でよくわからないのところもありますが、これは読者へのトラップなのか?
「白ゆき」の方は、最近のSNSや週刊誌によるゴシップ、炎上ネタの恐ろしさを示していて、殺人よりも怖い部分もありましたね。
やはり「告白」も読んでみたいなと思いました。