バケモノの子

息子が観たいというので「バケモノの子」を先週映画館に行ってきました。

ネタバレを含むので、注意してくださいね。

細田監督の前作「おおかみこどもの雪と雨」が母親とこどもの関係を描いていたのに対して、こちらは父と息子の関係を描いていたものでした。
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 豚のキャラの表情や声が妙にリアルというか艶かしいとおもったら、リリー・フランキーさんが声優やっていて、雰囲気も似ていました。

 主人公 九太の声は監督お気にいり?の宮崎あおいさんなのですが、ちょっとあっていなかったかなあ。

 ストーリーの後半はバケモノの世界と現実の世界を行き来できるようになった高校生の年になった九太が、ヒロインとラブラブしながらどちらの世界で生きるべきかいろいろ悩むのですが、やや唐突すぎました。そして、壁ドン!(網ドン!)もあったり、声優が染谷将太君だったり、広瀬すずちゃんだったり、ミーハーだなあ。

 あと、最後の戦いは千と千尋の神隠し的な雰囲気?

 と、いろいろ突っ込めばあるのですが、ホロリとさせられるシーンもあり、キャラが独り言で解りにくいところを語ってくれるので、難解な部分も分かりやすくてよかったです。

 映画が終わったとき、息子に「どうだった?」と聞いたところ無言。逆に何かを感じ取ったようです。